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2020年8月号
コロナウイルスへの恐怖感

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

コロナウイルスへの恐怖感

すごい時代になってきました。ソーシャルディスタンスとか言って、マスクをした上、人との距離を取らされています。コロナウイルスという新型インフルエンザへの恐怖感が、必要以上に騒がれて、世界人類の多くがそれに従っています。

本当にそれほど怖いウイルスなら仕方がないのですが、真実を語る多くの医師たちは、今まで流行したインフルエンザと変わらない、としています。それなのに、なぜかこのように各国政府は、感染したらこの世の終わりだと言わんばかりに煽っています。

なぜなのでしょう。次の展開を知ると、話が見えてきます。あのビル・ゲイツが、唯一の解決策はワクチンだと言っています。実はこれが狙いなのです。このワクチンの中に、不妊になるものを入れているのです。さらに重金属も含まれていて、人類削減計画に大きく貢献するのです。コロナウイルスなら、ビタミンCが効果があると中国政府が言っていますし、日本にはアビガンという特効薬がとっくに開発されています。それらはどこに消えたのでしょう。

ユーモアをもって楽しむ

この時代を生きることを選択して、私たちは生まれてきました。

自己実現とは何でしょう。あなたが覚醒することでしょうか? 覚醒を求めれば、覚醒から遠ざかってしまいます。自己実現を求めれば、それだけ強い欲望の中で苦しみ抜くことになります。

自己実現とは、自分がなくなることです。つまり覚醒するということは、自分がなくなった状態のことなんです。すべての人が自分であり、自分の中にすべての人がいることを体験することなのです。さらにあなたの眼の前に見える蚊も蝿も、石も、植物も、すべての中に自分が見えたら、あなたは地球そのものになります。

次に、この宇宙すべてと一つになってあなたは消えて、同時にすべての中に自分を見いだします。私たちは、そこに到達するゲームをしているのです。

『ライフ・イズ・ビューティフル』という映画をご存じでしょうか?ロベルト・ベニーニ監督の作品で、1997年製作のものです。あらすじは、ナチスドイツによってユダヤ人が大量虐殺されたアウシュビッツに収容された親子の物語でした。そんな暗い時代のしかもガス室に大量の人が運ばれ虐殺されていくのに、この親子は、これを隠れんぼゲームにしてしまって、恐怖心を子どもに抱かせることなく、最後まで笑いとユーモアで綴り上げた作品です。アウシュビッツなど収容所の物語は何作も見ましたが、笑いながら泣かせてくれた映画はこれだけでした。一度ご覧になってください。きっと感動しますから。

この映画のように、ユーモアを持ってこの時代を生きませんか? このお父さんがすごいのは、ドイツ人を悪者にしなかったことです。同じように、いま世界的な事件を起こしている人たちにも感謝しましょう。彼らもまた、それが正しいと思ってやっているのですから。良い悪い、正しい間違っているを繰り返せば争いの種を撒き散らしていくだけです。

この人生の主役はあなたです。この世の創造主はあなたであり、私なのです。創造主は裁きません。ただ愛を与えているだけなのです。

素晴らしい人生のために

かく言う私自身、人生に絶望し、消えてしまいたくなったときが何度かありました。もう一度やり直せたのは、尊敬する人生の先輩の一言であり、妻の愛ある一言でした。

その二度の体験に共通したものは、自分のために生きようとしたのではなく、生を与えてくださった存在に感謝し、少しでも人のために生きようという思いでした。この体験から言えることは、生きがいとは人のお役に立つことの中にあるということです。

だから、何があっても誰かを責めないでください。温かい愛で包んであげてください。これを繰り返し続けたら、きっと素晴らしい人生になりますから。

(合掌)