2020年2月号
生きる喜びと死に立ち会うこと
NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)
生きる喜びと死に立ち会うこと
年末に、二人の知り合いがこの世を去りました。
一人は齋藤謙くん、11歳。死因は悪性リンパ腫。あまりに若すぎる死でした。彼の元気な頃、私のお話会の一番前の真ん中を中学生のお姉ちゃんと2人で陣取り、熱心に話を聞いてくれて、質問コーナーではたくさんの質問をしてくれました。その姿が、とても愛らしく、将来がとても楽しみで仕方ありませんでした。病気に取り組む姿勢も、子どもとは思えないほど冷静で、なんとか克服できるようにと謙くんと共に取り組む齋藤家の姿は、周りの人々に感動を与えました。しかし、早すぎる終焉。人生には終わりがあります。それにしても若すぎる幕引きには、シナリオ通りと分かっていても、割り切れないものを感じます。
二人目は、池間史規さん。60歳。死因はよくわかりませんが、風邪をこじらせてぽっくり逝ってしまいました。彼との出会いは25年前に遡ります。私のヒーリングの会に顔を出してくれたのがきっかけで、付き合いが始まりました。プロのベーシストで、ピアノも弾きます。シンガーソングライターでもありましたから、いやしの村のテーマソングの作曲をお願いしたら、快諾してくださって、出来上がったのが『愛されて癒されて』でした。以来この歌は何かの会があれば必ず歌われ、たくさんの人が感動の涙を流して来ました。私より11歳も若いのに残念でなりません。
人の死は珍しいものではありません。私自身もその日を迎えます。
肉体を離れた人は霊となり、次の世界へと旅を続けます。永遠の旅人のプロセスの一つに過ぎないのですが、感情を味わうために地球にやってきた私たちには刺激的な体験として胸を打ちます。ある人にとっては、自身の愛に気づく瞬間でもあります。
私たちは、相反する物事から体験を得ていきます。生きる喜びは、まさに死に立ち会うことでその価値を輝かせることになります。
宇宙規模のパラダイムシフトが始まる2020年
2020年は、2160年ぶりのイベントの年となります。宇宙規模のパラダイムシフトが起きる年です。
地球は太陽の周りを高速で自転しながら、公転していきます。太陽の黄道面を25920年かけて歳差運動をしながら回っています。その黄道面には周りに12星座があり、星座が移行するたびに時代がシフトしていきます。今は魚座の時代から水瓶座へと、2160年ぶりにシフトするスーパーイベントの年回りなのです。
魚座の時代は戦争、対立、不平等、支配、不自由、孤独の時代でした。そこから水瓶座の時代へチェンジしていきます。水瓶座の時代は愛、喜び、平和、幸福、自由、調和の時代です。このパラダイムシフトに立ち会うために、私たちは生まれてきました。
ヒーリングを始めた当初から、愛、喜び、自由の大調和をスローガンに活動してきました。まさにその時代が始まります。今年は特別な年です。日本では昨年大嘗祭があって、天皇が交代。今年はオリンピックイヤー。なかなかあり得ない象徴的な行事が目白押しです。自然界でも大きなことが起き、人類社会でも、あっと驚くような出来事が多く起きます。それはすべて、水瓶座への移行のためのイベントだと知っておいてください。
そして今年の終わり頃、12月22日に最大のクライマックスを迎えます。この2020年12月22日は、木星と土星が水瓶座の0度で重なる「グレート・コンジャンクション」があり、ここから「水瓶座の時代」が本格的に始まります。
さらに木星と土星の「合」と同時に、700年ぶりに冥王星が加わる「トリプル・グレート・コンジャンクション」が起きつつ、200年ぶりとなる「グレート・ミューテーション」も起きて「風」の世界が始まります。
加えて、地球の地軸が指し示す星座が、2160年ぶりに変わる。水瓶座を指すようになるのです。
https://ameblo.jp/hal369-blog/image-12564610044-14690476439.html
(『HALの三次元奮闘記』ブログ 2020年の星の動きが図解で掲載されています)
すべての人類が心から待っていた時代に突入します。私たちも、内側を整え、あらゆる争い事に許しを与え、マインドから自由になることが必要です。そして年末には、至高の喜びでその瞬間を迎えましょう。
(合掌)