わくわくケビンのここだけの話わくわくケビンのここだけの話

2018年12月号
OCLCコースに参加して

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

OCLCコースに参加して

素晴らしい12日間でした。インドのO&Oアカデミーのコースは、想像を超えるパワフルなものでした。

ワンネスに関わって14年、たくさんのコースに参加しました。しかし、今回ほど深く内面を見たことはなかったような気がします。O&Oアカデミーの主催者クリシュナジと、たっぷりお話ができたのも嬉しかったです。氏はとてもフレンドリーな方で、人間的な言い方をすれば、シャープな頭脳の持ち主。人格者、優れた指導者などなど、どれほど賛美しても言い尽くせないほどの方です。いくつもの会社を経営し、そのどれもが順調に成長しています。しかも、人類の苦しみからの解放をサダナとして活動されていたシュリ・アンマ&バガヴァンの意思を大切に、エイカムの建設を始め、さまざまな貢献もしてきました。

それ以外にも、キャンパス周辺の村を活性化するため施設内の仕事に従事させ、生活の安定を図ったり、1000の村プロジェクトを立ち上げ、汚染された飲料水を安心して飲めるための浄化システムを導入、家はインド式から鉄筋コンクリートの家屋にして、快適な住まいを提供しています。しかも道路もコンクリートで舗装し、雨が降っても大丈夫なものに仕上げています。コミュニティに興味があった私には、3基も近隣で行っている村を見ることができたのは幸運でした。

実は今回、100年後も語り継がれるだろう、と言われるイベントに参加させていただきました。それは、最下層の村にコミュニティセンター建設を着手したことでした。インドにはカースト制度がいまだに農村部では残っているんだそうですが、中でも、最下層の人たちが住んでいる地区だそうです。

家を建てるときは、日本でも地鎮祭を行いますね。インドでも同じで、僧侶を呼び儀式をします。人の身の丈ほどの四角い穴を掘って、9枚の煉瓦を敷き詰め、その上に10種類以上の穀類と水を撒く儀式を、村人総出で行います。しかしカーストの一番下の階層の人が、最上位である僧侶の儀式に参加することは許されないこと。それを壊して、村人を穴の中まで入れて行ったのでした。近隣の上位の村の人々も遠巻きに見ていたそうです。

一時間後には近隣の村に噂が広がり、翌日には南インド全体に広がる大事件となりました。しかも、コミュニティセンターが完成するとさまざまなイベントが行われ、上位の村の人たちも来ざるを得なくなるようです。すべての人を大切に考え、理不尽な社会慣習をなくそうという取り組みがもたらす静かな革命に、心から感動してしまいました。

I意識からO意識への転換

私自身が受けたコースも素晴らしいものでした。今まで14年間かけて受けたさまざまなコースも素晴らしく、霊的成長をしていると思っています。しかし今回のコースは、それを上回りました。O&Oアカデミーの教えの根幹はI意識からO意識への転換です。

I意識とは、いわゆるマインドのことです。決して悪いものと言っているのではありません。人としてさまざまなものを体験するには必要なものです。しかし、I意識は自己中で、自己の重要性が前面に出て、人との繋がりが感じられなくなり、不安、心配、恐怖の果てに孤独に陥ります。その苦しみの意識状態では、すべてのものが破壊されてしまいます。O意識になるとすべてのものとの繋がりを感じ、愛と喜びの安心感の中で生きられるようになります。これを美しい意識状態と呼んでいます。人の生き方にはこの2つしかない、とクリシュナジは言います。このことに気づいたのはクリシュナジしかいないと断言します。とてもわかりやすく、すぐに日常生活に生かせるのが素晴らしいところです。

今回のコースでの気づきは、思いの外、深いものでした。いっぱい話したいことがあります。どこかの会場に聞きに来てください。

あらゆる豊かさを伝授する

今回いただいた最大のプレゼントは、シュリシッディでした。これはとてもパワフルなもので、豊かさを伝授するものです。これを、クリシュナジから直接伝授されました。私の受講したOCLCコース参加者に与えられるもので、日本では、私を含めて10人しかいません。各地で開催しますので、ぜひお越しください。これを受けると、金銭的なこと、健康、人間関係、学業成績向上、パートナー探しなどなどあらゆることに有効です。どなたにもお勧めします。

(合掌)