わくわくケビンのここだけの話わくわくケビンのここだけの話

2018年4月号
全国各地で仲間が
古希の祝いをしてくれました

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

全国各地で仲間が古希の祝いをしてくれました

仲間っていいですね。JOYヒーリングの会の仲間が全国各地で、私の古希の祝いをしてくれました。ヒーリング行脚26年目のことでした。こんなに嬉しくて、楽しい日々になるとは思ってもみませんでした。私は、本当に幸せものです。

生来、寂しがり屋で一人っぽっちが大嫌いな私でしたから、昔から大勢の友達に囲まれてわいわいやってきましたが、まさか70歳になってもそうやっているとは。

「人生とは人間関係」とはシュリ・バガヴァンの言葉ですが、その意味で私はずいぶん恵まれているのだと思います。それもこれもJOYヒーリングの会のみなさんのおかげです。ありがとうございます。

最近、長男が様々なところでたくさんの出会いがあるようで、話を聞くと、何らかの形で私と繋がっている人が多いようです。

「お父さんのこと、知ってたよ」
まだ人生経験の少ない息子から見れば交友関係が多いように見えるかもしれませんが、26年も同じ活動をしていれば、自然に広がるもののような気がします。ただ、自分から会いに行くのは『いやしの村だより』の対談以外は時間が取れないので、あとは会いにきてくださった人くらいしかお会いしていません。それだけたくさんの人と、知らず知らずのうちにお会いしていたんだなあと、驚いています。

よく聞かれる質問に、
「どうやったらいい人間関係が築けるのでしょうか?」
ということがあります。私にとっても、この70年間ずっと取り組んできたテーマで、相変わらず毎日取り組んでいます。たぶん、死ぬまで続くのでしょうね。ただ最近変化したことがあります。ちょっと前まで、苦しみの原因だった人間関係が楽しくて仕方なくなったことです。今でも苦しみがやって来ない訳ではありませんが、あっという間にどこかに行ってしまうようになりました。なぜそうなったのか、お話ししたいと思います。

人間関係で大切なこと

①人は全て共通のマインドを持っていること

あなたの周りにどんな人がいますか? それがあなたです。ということをよく聞かれたと思います。人は合わせ鏡だという言い方もありますね。人はワンマインドだとシュリ・バガヴァンは言います。5000年前の人類も今の人類も 同じマインドを使っているようです。私は最近、このマインドを観察しているうちに、ハッと思ったことがあります。マインドとは別に意識が存在していることです。それは生きとし生きるものすべてに存在していて、それこそがワンネスの意識だということです。これについては後で詳しく述べたいと思います。

②良い悪いはなく、正しい間違っているもない

宇宙に裁きは存在しません。ただ在りて在るだけです。裁くのはいつもマインドで自分という小さな自己を守るため、あるいは存在を誇示するために相手を裁きます。そして対立関係を作り出し、苦しみ、葛藤が生じてくるのです。

③感情はあなたのものではない

人と人が争う時、自動的に感情がやってきます。それがマインドであって、あなたの本当の意識ではありません。感情に囚われると厄介なことになります。下手をすると死ぬまで、いや死んでも囚われることがあるのですが、これが地獄を創造します。地獄はマインドそのものなのです。囚われるという字を見れば、人が囲いの中に閉じ込められているということがわかります。漢字ってすごいですね。シュリ・バガヴァンによると、「宇宙は外にあって絶対不変というものではなく、一瞬ごとに死んでおり、つぎの一瞬にまた誕生し、あなたを創造し、そしてあなたが宇宙を創造しています」。このことがわかると、次のことがわかります。

④今を生きること

絶対的な宇宙が存在しないなら、囚われもまた毎瞬毎瞬、創造していることになります。ならば今という瞬間は二度と体験できないわけですから、過去という幻影に惑わされず、楽しく生きたいものです。未来のことも同じで、まだ来ぬ出来事を想像して不安、心配、恐怖になるなんて馬鹿げています。私たちには「今」という瞬間しかないことをおぼえておいてください。

全ての変化は私たちが楽しむためにあります。ちょうど春たけなわ、大自然が私たちを喜びへと誘ってくれる季節です。大いに楽しんで全てのものに恩寵を感じ、出会いの全てに感謝して、今日を生きましょう。

合掌