2015年7月号
上海で感じた熱気!
JOYヒーリングは
世界で通用すると実感。
NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)
5年ぶりの上海は全く別の国でした。
実はこれまで5回ほど中国に呼ばれて、上海や杭州、広州でセミナーを開催しました。しかし、それは5年前で終了していました。今回呼ばれたのは、まさにその時個人セッションに入ったことがきっかけで、「人生が一変した」というルーシーさんという方からの要請によって実現しました。実は一度はお断りしようと思いましたが、どうしても来ていただきたい、という強い熱意に押されて行くことにしたのです。
冒頭に書いたように上海は、まさに躍進遂げる中国の象徴的な存在として生まれ変わっていました。今回は中国で今一番発展している浦東地区に滞在したのですが、まず、街を走る車は、大型の高級車ばかり目立ち、軽自動車は1台も見かけませんでした。しかもその道路が整然としているのにはビックリしました。というのは、以前の上海の道路には車以外に人も、バイクも、自転車も無秩序に氾濫していて、一言で言えばアジア独特の雑然とした状態でした。それが全くなかったのです。驚きました。さらに言えば、人々は日本人より立派な服装をしていたと言ってもオーバーではありません。私の所に現れたほとんどの人が、ブランドのバッグを持って、高価そうな装飾品を身につけていました。経済発展著しい中国を見せられて、軽いショックさえ感じました。日本と敢えて比較するなら、盛りを過ぎた役者が、必至に生き残りをかけてひのき舞台にしがみついている国と、まさに真昼の太陽の元で、音を立てて躍動している、今が旬の看板役者ぐらいの差を見せつけられた感が強く残っています。貧しい国から大金持ちの国への変貌ぶりにはただただ驚かされました。
一週間の日程で行ったのですが、初日の夜は講演会でした。およそ100人くらいの人を前にお話しさせていただきました。中国人の熱気に包まれて、日本では感じたことのない会場との一体感に、とても楽しくお話ができました。
その日から2 泊したホテルが、「Kempinski」ホテル。中国読みでは「ケビン好き」と読むんだそうです。そのために選んだのかと思ったのですが(笑)、そうではなくて上海の高級ホテルの中で、張虹さんというコーディネイターが最も好きなホテルなんだそうです。偶然とはいえおどろきました。
目の前の現実は自分の意識
翌日から2日間は個人セッションでした。33名びっしりやらせていただきました。内容は言えませんが、日本人とあまり変わらないものが多かったと言っておきます。印象としては、体の不調、特に競争社会独特の、経済成長が大きなプレッシャーとなっている人がたくさんいました。トラウマ的には、一人っ子政策の影響と、文化大革命の体験が要因となっているようでした。
4日目からの3日間は「5次元ヒーラー養成セミナー」。70名を越える参加者で行われました。エネルギッシュな中国人相手のセミナーは、正直にいえば日本人にお伝えする何倍もやり易く、楽しいものでした。特に質問の多さにはビックリ。これまでも体験済みなのですが、改めて中国のエネルギーを感じました。ヒーリング活動23年間で、最も手ごたえを感じたセミナーかも知れません。
張虹さんとルーシーさんの熱意に負けて、7月と9月にも行くことになりました。10月にはインストラクター養成講座を日本でやろうと息込んでいます。さてどうなることやら。
中国のお陰で気づいたことがあります。JOYヒーリングはほんとうに素晴らしいもので、世界中で通用するということです。私からヒーリングを習った人はもっと自信を持って実践していただきたいと思います。もたもたしていると、JOYヒーリングの本場は中国、ということになりかねません。ま、流れのままに流れてみることにします。
私の拙書『そのまんまでオッケー』をお読みになった方は「認めるものが現れて、見つめるものが拡大される」という一文を思い出すでしょう。これは、量子物理学的な考えに基づく言葉ですが、どうやらそれが本当の事のようです。オーストラリアの研究チームが実験によって証明したとのニュースが流れました。いよいよ面白くなって来ましたね。私たちの目の前の現実は全て自分で作り出したものだということなのです。ならばあなたは何を認めて生きますか? あなたが見る夢によってあなたの人生が変わっていきます。楽しんでワクワク生きてくださいね。またどこかでおあいしましょう。
(合掌)