2014年5月号
7人のワンネスメディテーターが
集結!
7月27日に、
ディヴァインとともに
立ち上がりましょう!

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

「人生の目的とは?」

私たち人類は、何のためにこの世界に生まれてきたのでしょう。このシンプルな質問に皆さんなら何と答えるのでしょう。

人生は楽しむためにある、と答える人も多いでしょう。あるいは願望を達成するため、という人がいるかもしれません。ほとんどの人は、本当の答えを知りません。私は小学校6年、中学校3年、高校3年、大学5年の計17年間にわたって学校に通いましたが、学校はこの人生の命題に答えてはくれませんでした。

その代わりに、いかに大自然の脅威に打ち勝つか、願望達成の方法、人の上に立つには?(リーダーシップとは?)、人生成功の秘訣、人間関係で必要なことは…等々、人生を生きる上でのテクニックは大勢の人から学びました。しかし、依然として心に響く答えを得ていません。

さて、最近のスピリチュアルな人々は“アセンションするためにこの人生はある”と言います。では“アセンション”とは何でしょうか。“次元上昇”のことだと言います。では次元上昇とは? “ひとつの学びを終えて次の領域にステップを踏むこと”。では“ひとつの学び”とは?

それは「愛に目覚める」ということ。

『Evenings…バガヴァンとの対話』(出帆新社刊)の中に「創造の目的とは何なのでしょう」という問いがあります。

シュリ・バガヴァンの答えを見てみましょう。

「みなさんが悟ってくると、みなさんはこの創造のための目的は何もないということを了解します。創造とはただそこにあるものです。創造がただそこに存在しているだけであるのは、創造における喜びというものがあまりに大きすぎて、その喜びが今現在もこれらありとあらゆるすべての形の中に、自らを表現し続けているからなのです。(中略)創造の全体が、喜びの溢れほとばしり出る歓喜の発露なのです。ひとたびみなさんが悟れば、そこには喜び以外のなにものも存在しないということがわかるでしょう。そこには愛のみが存在しています」

創造に目的がないとするなら、人生の目的などありません。ただ生きること、それだけがシンプルな答えということになります。

ですから人生とは、何でもありで、あらゆる想像力を駆使して、さまざまな体験をしていくこと。つまり、体験できることが喜びであり、そういう存在であることこそが喜びなのです。

すべての種を保護するために

しかし私たちは、あらゆる体験をただ喜びとして受け止めることができません。そこにはたくさんのこだわり、とらわれがあり、しかも「良い」「悪い」「正しい」「間違っている」というジャッジメントが四六時中、頭の中を支配して、とても人生を自由に喜びの中で生きることなどできないのです。それどころか、「苦しみ」の中で、私たちは必死にもがきながら生きています。

最近は、無限供給されている大気が汚され、肉体を持って生きる私たちにとって大切な空気すら安心して吸い込めません。水も、食べ物も、何ひとつ安全なものが無くなってしまいました。

しかも、たくさんの病気が次から次へと発症してきています。このままいけば、人類は滅亡してしまうのではないかという恐れすら感じます。

シュリ・バガヴァンは、前述の書物の中で、こう述べています。

「それぞれの生物の種一つひとつがこの生命の織物において果たすべき役割を持っています。そして人類は環境を保護する役割を持つように(ディヴァインによって)意図された存在なのです。しかし人間は、それとは真逆のことをしています。人間の役割は地球を、動物を、植物を、すべての種を保護することです。しかし、人間はほとんどその役割を果たしてはいません。それどころか人間はすべての種を絶滅させ破壊し尽くそうとすらし始めています。人間はすべての種が人間のためにあると考えているのです。今も行われ続けている残酷な行為のすべてを言い表すことなど到底できません。それが癌として、幼い子どもたちの死として、みなさんが現在目撃している数々の残酷で悲惨な事象・事柄として戻ってきているのです。人類が変わらない限り、みなさんはこういった残酷な事象を、恐らくこれからももっと目撃することになるでしょう。自然は自らが受けた打撃を今まさに与え返しているのです。もし自然が本当に怒り狂い始めれば、みなさんは必ずや打撃を受けることになるでしょう! みなさん全員がまるで虫けらのように一掃されてしまう可能性すらあるのです。私たち(アンマ・バガヴァン)が望むことは唯一つ、人間が一刻も早く悟って変容してほしいということだけです」

放射能汚染を解消するための1000人集会!

日本ではずっと、経済最優先の政策が推進されています。そのために、確かに便利で“豊か”になったと思います。しかし、代償として森林のほとんどは人工林となり、森の秩序は乱され、原生林のように神秘的で静寂な森は消え、作物を生産するために土も化学肥料や農薬で壊滅的打撃を受けています。こうして生産された食品に、さらにさまざまな加工が施され、安全な食品とはとても呼べなくなりました。そして、福島第一原発の事故が追い打ちをかけました。3年を経過して、まだ大量の放射能をまき散らしている史上最大にして最悪な事態になっています。何とかしなければいけません。

7人のワンネスメディテーターが結束して、7月27日(日)に東京で集まり、放射能汚染を解消するための1000人集会を行うことを企画しました。もしあなたが、この人生の中で熱く燃える命の使命を感じるなら、ディヴァインとともに立ち上がりましょう。皆さん全員と東京でお会いするのを楽しみにしています。

(合掌)