ご存じの方も多いかと思いますが、ワンネステンプルは、ワンネスフィールドと名称を改め、内容もさらにパワーアップし、生まれ変わりました。ワンネスフィールドをサンスクリット語で「Ekam―エイカム」といいます。JOYヒーリングの会でも、生まれ変わったエイカムのコースを受けるツアーを6月に企画しています。いままでとどう違うのか?
どんなことをするのか? 一足早く、エイカムでコースを受けてきた田上さんと川井さんの体験をご紹介します。

ついに始まった!
新しいワンネスフィールドの、
よりパワフルなプロセス

鼎談:田上真咲氏×川井忠史氏×中西研二

田上真咲●軽井沢と仙台にある「癒しサロン ヒーリングムーン」主催。インナーチャイルドセラピスト、ワンネスディクシャ上級トレーナー。2005年に初めてディクシャを受け、その後インドに毎年行き、ほぼ全てのコースを修了。今年3月OPCトレーナー修了予定。JIAコースやワンネスフィールドのオーガナイザーとして活動。
癒しサロンホームページ https://i-waraku.com

川井忠史●株式会社グレヒス代表取締役社長。人材総合サービス会社のインテリジェンスに入社後、2002年に独立し、人材紹介会社のグレヒスを設立。人材紹介、企業研修、人事コンサルティング、キャリアカウンセリングなどの事業を展開する。著書に『人事が会ってみたくなる履歴書 職務経歴書』(インプレス)がある。

中西研二(なかにし・けんじ)●1948年東京生まれ。NPO法人『JOYヒーリングの会』理事長。有限会社いやしの村東京代表取締役。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴の後、1993年に夢の中でヒーリングを伝授され、以来25年間で22万人を超える人々を癒し続けている。また、2004年9月にワンネスユニバーシティでワンネスディクシャという手法を学び、以来、この手法を通して、多くの人々がワンネスの体験を得る手助けをしている。2012年2月には、日本人のワンネスメディテーター6名(現在は8名)のうちの一人に選ばれ、以降ますます精力的に活動している。長年のヒーリング活動が評価され、2015年に『東久邇宮記念賞』を、同年『東久邇宮文化褒賞』を受賞。著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなあに?』『あなたはわたし わたしはあなた』(共にVOICE刊)がある。

すべてが違う!異次元空間なエイカム

中西 田上さんと川井さんは、新しくなったワンネスフィールド(エイカム)でプロセスを受けてこられましたが、実際に行ってみて、どこが以前と違うか教えていただけませんか?

田上 さらにパワーアップするとは聞いていましたが、いままでとは全然違う! 入るとすぐに異次元の空間に踏み入れた感じがしました。

中西 わぁ! それはすごいね。順を追うと、まず正面の入り口から入ったわけですよね。

田上 最初は1階のフロアでプロジェクターを見ながら説明を受けるのです。それから2階のトップフロアに上がるのですが、ケビンは覚えいらっしゃいますか? トップフロアに4つの扉があるのを……。

中西 確か、東西南北の向きについている扉がありましたね。

田上 そうです。あの扉にも重要な4つの意味があって、人生の目的を表しているそうなのです。1つ目はアルタ(お金や富)、2つ目はカーマ(成功や願望)、3つ目はダルマ(貢献)、4つ目がモクシャ(悟り)。その扉でドアダルシャンというのを受けたのです。

中西 ドアダルシャン? 初めて聞きました。その扉の前で何か唱(とな)えるのですか?

田上 私も初めて! マントラなど何もせず、ただ扉から祝福を受けるのです。その4つの祝福を受けると徐々に神聖さが増し、プロセスの準備になっているように感じました。

中西 4つの祝福を受けて、さあ、いよいよ中に入りました。コースは、ビジターと呼ばれる一般者のプロセスと、求道者のためのプロセスがあって、宿泊するとその両方を受けられるのですよね。

田上 そうです。1日でビジターと求道者のためのプロセス両方を受けることができます。今回は計4回、それを3日間繰り返します。

中西 計12回か。フラフラになっちゃうね。

田上 しかも毎回、プロセスを受けるごとにゴールデンボールからのディクシャを受けるんですよ。一日に4回も! ただでさえエネルギーフィールドが高いのに、そんなに受けたら意識を変えようと思わなくても自然に変わっていきますよ。

何の知識がない人でも意識に変容が起きるようにプロセスがデザインされているので、初めて来た人も「また来たい!」って言ってましたよ。

中西 それで、最初のビジターのプロセスはどうでした?

田上 最初のビジタープロセスは願望実現の妨げになっているカルマや障害を取り除くプロセスでした。座っているだけで自然と瞑想状態になって、特にフォーカスしなくても障害になる事柄が湧き出て、消えていく感じでした。

2番目が求道者のためのプロセスです。これはチャクラをテーマにしたもので、訪れる日によってテーマになるチャクラが違います。このプロセスは強烈すぎて何をしたかまったく覚えていません。いままでのチャクラ瞑想とはまったく違っていて、唯一覚えているのは倒れそうになると誰かが支えてくれたことです。それは物質化したディヴァインだと感じました。

3番目がまたビジタープロセスで、自分が望む3つの意図に対してプロセスを踏んで、祝福を受けるものです。この望みはあらかじめ自分が用意した願望があっても、まったく関係ない、本当に心が望んでいるものが自然と沸き起こります。

最後はまた求道者のプロセスで、悟りです。

中西 もうそこまでいくの? それで悟りはどうでした?

田上 これもまったく覚えていません(笑)。求道者のプロセスは本当にパワフルで、意識の深い部分で起きているので記憶ができないのです。ただ静寂が増すといった感じでした。

いまの内容を三日間繰り返すのです。違うのはチャクラのテーマが変わることくらいです。

中西 かなりパワフルだね。じゃあ7つのチャクラをすべて受けるには7日間いたほうがいいんですね。今回は3日間コースと7日間コースを受けることができますが。

田上 確かに余裕があるなら7日間いたほうがいいでしょうが、3日間でも十分なコースでした。いままでの滞在時間に比べれば、三日間は短く感じると思うけど、普通に同じようなものを受けようと思ったら、ものすごい時間と労力がかかります。それが三日間で、あの場所で受け取るチャンスがあるってすごいことです。

境目がなくなり、自然に起きる奇跡

中西 川井さんからもお話をお聞きします。田上さんのお話を踏まえて、川井さんはどうでしたか?

川井 私の場合は一日で4つのプロセスではなく、3つでした。そういうところはよく変わるから、ケビンの行く6月にはまた変わっているかもしれませんね。

それで、ものすごく疲れた記憶があります。脳がすごく動かされているからでしょうね。

生まれて初めて、脳から溢(あふ)れ出すという体験をしました。いままでのコースで、外側から自分の脳を「ゴールデンオーブになっている」と見つめるような体験はしていたのです。でも今回起きたことは、内側から溢れ出す感じで、こういうことも起きるのかと思いました。

だから本当に疲れて、ご飯も食べられませんでした(笑)。

中西 みんなすごい体験したんですね。

田上 本当にすごい! 去年と全然違います。川井 完全に変わりました。オープニングのセレモニーでバガヴァンが「人が現実世界で悩んでいることは、とりあえずエイカムにくれば解決できる」と、断言していました。

田上 そうです。現実化させる力がすごくあるなと感じました。

川井 それも自然と起きるのです。いままでは、マントラを唱えたり、儀式っぽいところがありましたが、でもいまはそういう境目もなく自然と奇跡が起きている感じなのです。説明すると難しいのですが……。

中西 私も最近ヒーリングがパワフルになってきて、相手のことを思うともう細胞同士で行き来しているのです。そこには相手も自分もなく、ただ細胞で交流している感じなのです。特別なことをしなくてもそうなるのです。

川井 そう! そういう壁がなくなる感じになるのです。言葉にするのは本当に難しい。もうここまできちゃうと言葉は重要でなくなっているのかなと思います。

中西 言葉にした途端、概念化してしまうからね。ただ体験して感じるだけでいいのです。

6月にエイカムで受ける体験がどんなものになるのか、今からただただ楽しみです。

今日はお忙しいところありがとうございました。

(合掌)

「いやしの村だより」2018年3月号掲載