ニューロフィードバック療法をご存じでしょうか? NASAの研究から始まったこの療法は、世界中で治らないと思われてきた多くの精神疾患を改善してきました。日本ではあまり知られていないこの療法を、正しく広めようと活動されている田崎先生にお話を伺いました。

星の大パレード!人類の分岐点は、今

杉山開知氏&中西研二

杉山開知(すぎやま・かいち)●地球暦考案者。静岡県生まれ。音楽の専門学校卒業後、2002年より家業を引き継ぎ、静岡にて半農半暦の生活をしている。2004年から本格的に暦をつくりはじめ、古代の暦の伝承と天体の関係を学ぶ。その過程で暦の原型は円盤型の分度器であることに気づき、2007年、太陽系を縮尺した時空間地図を「地球暦」と名づける。現在は制作した暦を縁ある方に「贈りもの」として配布している。

中西研二(なかにし・けんじ)●NPO法人JOYヒーリングの会理事長。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴後、1993年にヒーリング活動を開始。「呼ばれたら全国どこへでも行く」をモットーに行脚を続け、日本全国の各会場で数々の奇跡を起こしています。そして、直接または遠隔によるヒーリングやセミナーを受けた方から多数の感謝の声をいただき、27年間で22万人を超える人々を癒し続けてきました。
ハワイのホ・オポノポノで有名なヒューレン博士が来日された際には、博士のほうから直接会いたいと言われた唯一の日本人が、中西研二だったそうです。2004年からは、ワンネスユニバーシティのコースに招かれ、さらにO&Oアカデミーのコースにも招待されました。その折に伝授された“奇跡の目”で見つめるだけで「奇跡の水」ができ、意図を込めることで「奇跡の塩」ができ、そこからもたくさんの奇跡が起きています。現在は、日本式ヒーリング「愛和道」の完成を目指して、昼夜を問わず活動しています。
著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなぁに?』『あなたは、わたし。わたしは、あなた。』(いずれもVOICE刊)対談集『なんにも、ない。』(ヒカルランド刊)があります。

地球暦は宇宙的なカレンダー

中西 今、地球全体が異常気象などで大きく変化していますね。その変化は、もしかして地球的に見れば、星の運行という大きな宇宙の流れとの関連で起きているのではないかということを知りたいのです。

その前に、杉山さんの地球暦というものがどんなものか教えていただけませんか。

杉山 わかりました。普段、私たちはプラネタリウムのような視点で宇宙を見ていますね。つまり地球から宇宙を見るという天動説の視点で見ているわけですが、地球暦はそこから外に出て、宇宙人的な視点で地球を見る地動説の図なのです。

そうやって、太陽を中心とした太陽系の10個の惑星の配置を見ると、二度と同じ配置になることはありません。地球暦はそのことによっては時間と空間を知ることができる地図のようなもので、宇宙的なカレンダーと言ってもいいでしょう。

惑星はそれぞれ太陽の周りを回りながら時を刻んでいますが、すべてが相関関係を持つ運行で、勝手に動いているわけではないんですよね。つまり、太陽系そのものが大調和のシステムをもって動いているのです。それが私たちの小さな社会システムの上にある大きなシステムなのです。

私たちの社会システムも太陽の影響を非常に大きく受けています。一日という単位、太陽の光が届く長さによって決まる一年。だから私たちの生態系生物時間の大元(おおもと)に流れているリズムというのは、太陽系そのもののリズムなのです。私たち人間側からすると、時間や空間というのは、外側にあるものだと思っていますね。だけど時間というものは、本当は私たちが生きている命そのもの。私たちの心の内側にあるものです。生きていれば時間を感じられるし、死んでしまえば、時間は宇宙の大きな流れに還っていく。ですから、地球暦は難しく考えず、本当は自分の心の中にある生きている命そのものを感じていくことからまず始めてみてください。

中西 地球暦が示す宇宙に流れる空間と時間を見ていると、自ずと大調和のリズムを感じますよね。当然、そのリズムは私たちの中にあるリズムですね。

この夏は人類のブレイクポイント

中西 いよいよ2020年の星の動きですが……。

杉山 2020という数字そのものにインパクトがあって、集合意識の中に「何かある」と思わせるものがありますね。今年はそういった単純な数字の区切りだけでなく、惑星の配置としても非常に面白い年なのです。これは私が地球暦を始めた頃からずっと、2020年はターニングポイントの年になるなと思っていたことです。

というのは、今年は多くの惑星が一つに集合する、惑星の会合が起きるのです。その惑星の動きは大きなパレードになります。惑星はそれぞれ異なった周波数でリズムを奏でています。異なったリズムを持った惑星が集まると、そこはまるで音楽会場のような一つの大きなハーモニーが生まれます。

まず6月21日の夏至に一つのイベントがあります。今年は夏至と新月が重なります。太陽の節目である夏至と、月の節目である新月が重なるのです。この日は世界的に金環日食を観測できるのです。日本は部分日食になりますが、きっと世界中の人が空を見上げることによって、太陽と月のリズムに同期し、集合意識でそのリズムを共鳴することになるでしょうね。これが第1四半期のハイライトといったところです。この夏至の後に、2020年の本格的なハイライトがやってきます。

7月から8月の惑星の運行は大パレードです。土星と木星の会合というのが今年最大の会合です。その土星と木星が太陽と向かい合っている間に、水星、金星、地球、火星という肉眼で見える惑星がすべて同じ方向性をもって並んできます。この大パレードが盛夏から晩夏の間に続きます。そのあたりが今年のテーマをもった非常に大きな動きです。土星と木星が社会全体を盛り上げて、個人レベルにまで影響を与えているその後ろに、小さな惑星がまるで静かな門番のようにいますね。これが冥王星です。冥王星は太陽系で一番外側の惑星です。太陽系システムと銀河的な領域の境目にいて、太陽系の動きに対して一番本質的なメッセージを投げかけているように見えます。まるで「人類よ! そのままでいいのか?」と言うように。この一つの方向性を持った惑星の集合は、太陽系の中でも数百年レベルのインパクトをもった配置です。まさにブレイクポイントがこの夏にやってくるのです。これは人類史の中でも大きな分岐点になると思います。

この大きなブレイクポイントにあたって、私たちはどんな意識でいればいいのかが非常に大きなポイントになります。このような宇宙的大イベントを前にして、今、人類は芋虫から蝶にメタモルフォーゼするちょうどさなぎの時期に入ったということです。その通過点を超えた先に、今まで平面しか知らなかった芋虫が、空間を飛び回ることのできる蝶の視野を得ることができるのです。それがこの2020年の夏です。その大変革は社会から個人のレベルにまでドミノ倒しのように変化していくでしょう。だからこそ、良くも悪くもそのときの一人ひとりの意識が重要になるのです。

そして、冬至で明らかに今までの動きに一区切りつきます。2020年の冬至に、地球から土星と木星の会合が見えます。一つのサイクルの終わりです。ですから、次の冬至までに古いものは捨て新しいことを始めないと波に乗り遅れるでしょう。

2020年12月21日(冬至)の配置図。地球から見て木星と土星が会合する。

中西 なるほど。今年は宇宙的に見ても、本当に大きなターニングポイントになるということですね。2020年の冬至が一つのピリオドであり、次のシステムの始まりですね。

杉山 そうですね。この数十年の間に、人類は経済成長という限定的なパラダイムのもと、壊滅的な自然環境の破壊をしてきました。それを抜本的に変えるために、世界は今までの経済システムとは別の方向に舵を切らないといけません。それに対し、地球上の一生活者としてどうするかを考えたときに、行政や政治のことを問題にするのでなく、個人の行動が大事なのです。今までのように消費拡大につながるような「良質と思っていた生活」ではなく、本当の心の豊かさをもった生活の質に意識を変えていく、そんな内なる声との対話が迫られている時期なのだと思います。

繋がっていくパラダイス酵母

中西 開知さんは、「パラダイス酵母」という酵母菌を縁のある方に無料で分けていらっしゃいますね。いやしの村東京事務所でもずっと増やし続けていて欲しい人に分けています。リンゴジュースが炭酸リンゴジュースになって、とても美味しいです。

杉山 このパラダイス酵母は、震災前の福島県にあるリンゴ果樹園から見つかったものです。加熱消毒した何千本もあるリンゴジュースのひとつが発酵により爆発したのです。そうやって偶然見つかったものなのです。この菌が非常に優秀な菌でした。天然酵母というのは、ちょっとした環境の変化でポテンシャルがずいぶん変わってしまいます。ところがこのパラダイス酵母は、どこにいっても元気に爆発しているのです。あれほど元気なポテンシャルの下がらない酵母菌は、非常に珍しいですよ。気づけば潜在的な保菌者の数は10万人を超え、その感染経路ならぬ感動経路をたどっていくと、一本のリンゴの木にたどり着くわけです。それが福島のリンゴというのが、非常に大きなメッセージを持っていると思うのです。

これからは、食べ物に関してはっきりと見直したほうがいいです。記憶のないものばかり食べていると、自分がどこにいるのか希薄になってきます。もっと自然の食事をとることです。そのことで僕たちも心身ともに健康になれるし、持続可能な食事をすることによって、この惑星をもっと健康にすることができるのです。

中西 その通りだと思います。今日は貴重なお話をありがとうございました。

(合掌)

「いやしの村だより」2020年7月号掲載