ただの水素ではない。単体で存在するHHOだからできる水素を使った健康改善。いやしの村でも「手が温かくなった!」などすぐに効果を実感できた話題の高濃度水素酸素発生装置。その装置でサロン経営している守随氏にお話を伺いました。

未来医療に繋がる水素の可能性

守隨治雄氏&中西研二

守随治雄(しゅずい・はるお)●京都大学理学博士。技術士(総合技術監理・応用理学・建設部門)。株式会社レガルシィワールド代表取締役。1957年東京都出身。37年間、日本工営株式会社に勤務。技術部長、支店長、本社業務部長、技師長歴任。その間、京都大学で教鞭をとり、京都大学のGeologistとして世界遺産のマチュピチュの調査(実はマチュピチュは地滑り地)。その傍ら、公益社団法人日本技術士会建設部門幹事長を務める。著書に『防災事典』『防災ハンドブック』『斜面防災都市』多数。論文は国際ジャーナル『ENGINEERING GEOLOGY』に掲載されるなど20編以上。

中西研二(なかにし・けんじ)●NPO法人JOYヒーリングの会理事長。新聞記者、セールスマンなどさまざまな職業を遍歴後、1993年にヒーリング活動を開始。「呼ばれたら全国どこへでも行く」をモットーに行脚を続け、日本全国の各会場で数々の奇跡を起こしています。そして、直接または遠隔によるヒーリングやセミナーを受けた方から多数の感謝の声をいただき、27年間で22万人を超える人々を癒し続けてきました。
ハワイのホ・オポノポノで有名なヒューレン博士が来日された際には、博士のほうから直接会いたいと言われた唯一の日本人が、中西研二だったそうです。2004年からは、ワンネスユニバーシティのコースに招かれ、さらにO&Oアカデミーのコースにも招待されました。その折に伝授された“奇跡の目”で見つめるだけで「奇跡の水」ができ、意図を込めることで「奇跡の塩」ができ、そこからもたくさんの奇跡が起きています。現在は、日本式ヒーリング「愛和道」の完成を目指して、昼夜を問わず活動しています。
著書に『そのまんまでオッケー!』『悟りってなぁに?』『あなたは、わたし。わたしは、あなた。』(いずれもVOICE刊)対談集『なんにも、ない。』(ヒカルランド刊)があります。

自身の闘病体験から

中西 守随さんのサロンで水素を吸引させてもらいましたが、眠くなって気持ちよく寝てしまいましたよ。

守隨 最初は疲れが出ますが、それから集中力が上がり、すっきりするんですよ。

中西 確かにすっきりしました。サロン経営されたきっかけは、ご自身の病気によるそうですね。

守隨 私は猛烈サラリーマンだったので、健康は二の次でした。だから糖尿病のヘモグロビン値が8.5で、すぐに投薬とインシュリン注射が必要だと言われたのに、放っておいたのです。そうしたらまもなく数値が11.5まで上がり、医者に透析が必要な数値だと言われました。頭が真っ白になり、初めて事の重大さに気づいたんです。

そのときは水素について何も知らなかったのですが、知り合いに「HHOという水素が糖尿病にいいらしいよ」と聞かされ、藁(わら)をも掴む思いで吸いに行きました。私は網膜白斑だったのですが、最初の一週間でそれが改善されたので効果を感じ、とにかく毎日吸うようにしました。それから一カ月後の精密検査でヘモグロビン値が8.7まで下がっていました。投薬も注射もしないでそこまで数値が下がり、主治医も「こんなことは初めてだ」と大変驚かれていました。その後、どんどん数値は下がっていき、ついに30年前の値に戻ったのです。そのときほど健康をありがたく思ったことはありませんでした。それでこんな奇跡のようなことが起きる仕組みは何だろうと、HHOを勉強するようになったのです。

中西 それは本当に奇跡を感じますね。HHOは単体水素と呼ばれていますが、今の科学では水素は単体では存在しないと言われています。

守隨 確かに本で調べても水素はH2しかなく、HHOなんて出ていないのです。そんなとき、産業界でHHOガスのエネルギーを作っている会社に出会ったので見学させてもらいました。HHOガスをエネルギーとして大量生産しているのを見て驚き、次にくるエネルギーは水素だと確信しました。その会社でHHOガスについて教えてもらい、そうした経緯でエネルギーについても、人体についても詳しくなりました。

中西 確かその会社は、触媒によってHHOガスを作っているのですね。

守隨 そうです。しかし、うちで使っている人体に吸引するHHOは電気分解により作ります。触媒によるものは不純物が多く出るのです。産業エネルギーならそれでいいのですが、体に入れる場合は不純物があったら絶対にいけません。そして安定した水素濃度と水素発生量を保つことが必要です。

これらの課題は特許技術のコントロールされた低電圧・電流にソルフェジオ周波数を与えることによりクリアできました。

これで人体に使えるようになりました。世界で唯一無二のメイドインジャパンです。

「万病のもと」ヒドロキシラジカル

中西 ここでおさらいをしたいのですが、巷(ちまた)で騒がれている水素、いわゆるH2と単体水素HHOとは、どういう違いがあるのでしょうか。

守隨 活性酸素の中で最も酸化力が強く、細胞やDNAに損傷を与えるのがヒドロキシラジカルという悪玉活性酸素です。ヒドロキシラジカルは「万病のもと」と言われるのですが、そのヒドロキシラジカルを分解できるのは水素だけなのです。それが、水素は体に良いと言われるゆえんなのです。

ところが、H2がヒドロキシラジカルと結合するにはまず酵素を使ってHを単体にする必要がある。そのため時間がかかり、その間にも活性酸素が増えていくのです。HHOという単体水素ならその過程がないので瞬時にヒドロキシラジカルと結合し、分解します。

そして、H2を単体にするために酵素を使うということは、体の中の酵素が減少し、免疫力や自然治癒力が下がることに繋がるので、どこかが良くなったとしても別のところが悪くなるということが起きるのです。

また、市販の水素水はH2を電気分解するときに主にステンレスが電極板になっているので、その金属が溶け出しています。だから副作用として金属アレルギーが出る場合があるのです。しかし、HHOを電気分解する場合はチタンにプラチナをコーティングしているので、金属は溶け出しません。だからHHOでは何時間吸引しても体内酵素を減らすことなく、金属アレルギーの心配もありません。

中西 なるほど。まったく純粋に水素を体内に取り入れることができるのはHHOだけということですね。

根本的に治す医療を目指して

中西 ご自身が健康になった経験から、次第に知り合いや近所の人のためにサロンを開くようになったというわけですね。

守隨 最初は近所の知り合いから始まりました。あちこち体に悪いところがあり、踏切を渡り切れるか心配しているような人がいたのです。その人にこの話をしたら毎日来るようになって、いまではサイクリングやウオーキングを楽しむほど、がらりと変わりました。それを見ていた近所の人たちが次々と集まるようになり、口コミで広がっていったのです。

中西 実際に効果があるのだからどんどん広がっていくでしょう。

守隨 あまり宣伝もしていないし、本当にご縁で繋がっていっています。こうしてケビンさんに会えたのもご縁ですし。典型的なサラリーマンだったので自分が健康のことをするとは思いませんでしたけど、使った人が健康になって喜ぶ顔を見るのが本当に嬉しいのです。自分も身をもって健康のありがたさを知りましたが、幸せの大前提は健康だと思うのです。だからご縁で繋がらせていただいた方には健康になって、ニコニコした顔になってもらいたいと思っています。そういう思いで続けていくだけです。

中西 マイクロバブル装置を接続した水素風呂も開発されたとか。体が温まって皮膚からも水素が入るらしいですね。

守隨 水素風呂は垢もどんどん落ちていくので、体をあえて洗わなくていいんです。介護施設などで活用できたら、本人も温まるし介護士にとっても負担が少なくなるだろうなと思います。

面白いのは、このお風呂の水を鶏舎の鶏に飲ませるという実験を3年越しでしたところ、産卵期間を終えようとしている鶏の卵の質が、若鶏が産む卵と同等の黄身のランク「AA」になりました。イチゴの水耕栽培にも取り入れる予定です。

中西 わぁ! すごい!

そういう活用法もあるなら、いろいろなところに応用できますね。例えば漁業の分野とかでも。

お医者さんで使われているところはありますか?

守隨 2016年、厚生労働省に先進医療として認められて、それから徐々に医療機関で採用されるようになりました。

中西 医療はちょっとずつ変わっていきそうですね。もう国家予算を崩壊させかねないほど圧迫している医療費の問題があります。これと真っ正面から向き合うには、国が民間レベルで効果がある根本的な治療法を正式に取り入れていくしかないと思いますね。

守隨 お医者さんの中でも、利益重視の人と、なんとかして救いたいと思う人の二通りに分かれているように思います。その救いたい気持ちが強いお医者さんが近頃は増えてきたように感じますね。

中西 うちの酸素ルームは、溶存酸素量を増やすことで毛細血管の血流を上げ、体の細部にまで酸素を運び込むことができるんですね。これもすごくいいのです。これと水素を合わせると圧倒的な効果がありますね。そういった良いものをどんどん採用していけばいいのだろうし、時代は変わっていくのだろうと実感します。そのすべての基礎が水素ですから、水素の時代は間もなく来るような気がしますね。

今日はお忙しいところ、ありがとうございました。

(合掌)

●守隨さんの水素を体験してみたい!
サロン情報

〒157-0062
世田谷区南烏山6-30-26
レジデンス小山601
(京王線千歳烏山駅下車徒歩3分)
090-3658-4250
080-3018-2518
kohaku.11711400@gmail.com
ご予約は電話またはメールにて

「いやしの村だより」2020年4月号掲載