2009年1月号
新しい時代の到来を感じさせる
「地球暦」。
ワンネスへの意識を
自動的にセットする?

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

年頭に当たり、改めてカレンダーの意味について…

新年明けまして
おめでとうございます。

年の始めのごあいさつは、私たちが生まれる以前から、日本では大変大切にされている行事です。ですから、ちょっと以前まで、まったく疑いを持たず、カレンダー通りにこれを遂行してきました。しかし、考えてみれば、宇宙の運動は規則正しく動いているのに、カレンダーは一月が31日だったり、30日だったり、28日だったりするのはなぜなのでしょう。

この現在私たちが使っている暦は、グレゴリオ暦といって1582年にローマ教皇グレゴリウス13世が、それまで使用されていたユリウス暦を改良して制定した暦です。

日本でも1873年1月1日にあたる明治5年12月3日を明治6年1月1日として採用しています。これには明治政府の台所事情があって、旧暦ではまだ12月ですが、グレゴリオ暦にすれば1月になる。そうすると公務員の給料を一カ月分払わずに済むことが魅力だったようです。

マヤ暦の研究家として知られるホゼ・アグエイアスさんは、グレゴリオ暦の不連続性を修正して、マヤの英知を生かして規則的な28日周期の13カ月のコズミックダイアリーを提唱しています。

私もホゼさんには二度ほど対談させていただき、発想の素晴らしさに驚嘆させられました。この暦の特徴は、グレゴリオ暦の7月26日が新年で、一月を28 日とし、13カ月の364日で一年を終了し、毎年7月25日は「時間をはずした日」として、空白の日を設けています。

実はこのことが「宗教家」たちに疑念を抱かせて、国連決議による世界的な暦にならなかったようです。私は暦についてはド素人ですし、発言をする気など毛頭ありませんが、宇宙や地球は休まず、規則的に運行しているのですから、暦上にお休みがあるのは、やはりぴんときません。完全な形のものがあるはずだと思っていました。

ついに出た。宇宙から地球をみて制作された「地球暦」

そんなある日、杉山開知さんという弱冠30歳の青年に出会いました。杉山さんは「地球暦」というものを完成させたのです。

「今までの暦は、地球から太陽や月を見て制作されました。『地球暦』は宇宙から地球を見て制作しているのが特徴なんです」

彼もまた、ホゼ氏の講演を聴いたのがきっかけとなり、世界中の暦を研究したそうです。マヤの長老にも何度か会って暦の知識を得て完成させました。

「知人にU・F・Oのコックピットの中を見た人がいて、そこには地球体としての宇宙があり、地球に照準を合わせると、地球が今どの位置にいるのか、立体的に分かるものがあったそうです」

熱っぽく、しかも冷静に説明してくださった「地球暦」ですが、私自身まだよく分かっていません。しかし、これからの地球にとって、とても大切なツールになると思われます。私たちは今、ワンネスに向かって進んでいます。ワンネスということは個人単位の座標から、地球単位の視点に立ったものが必要となっています。

これまでのものは個人単位のことを見るには深く入ることができました。しかし、宇宙から見た暦がなければ、地球全体という大きな視野で発想することができません。私たちのいる宇宙はホログラフィックな構造ですから、極大な世界のすべてが極小の世界の中にも存在しています。ということは、私たち個人の肉体が60兆の細胞によって成り立っているとすれば、この宇宙もまた60兆の星々によって成立していることになります。

明治維新前の日本にとって、世界とは日本だったことを思い出してください。日本の中の各藩が、今の世界の国々ということになります。そこから日本という国のワンネスが始まったように、私たちもまたこれからは日本人ではなく、地球人類という視点に立っていくことになるのが必然でしょう。

杉山さんの提唱した「地球暦」は、新しい時代の到来を感じさせるものです。ついに人類の意識もここまで来たか、と興奮させてくださいました。

私の手元に宇宙の大きさの一兆分の一の「地球暦」があります。これを眺めているだけで、地球人としてのワンネスへの意識が自動的にセットされてしまう、不思議な感覚があります。一度手に入れて堪能してみてくださいね。

「ムーラン」と「地球人類の目覚め」

「いやしの村」オリジナルの「ムーラン」が飛ぶように売れています。「何度も苦しんでいた不眠症が、嘘のように消えた」など枚挙にいとまがありません。

実はこの枕、物理的な構造に大きな特徴があるのと同時に、心の平安に導く作用があります。私たちの幸福を妨げている原因は、マインドの記憶です。ホ・オポノポノのヒューレン博士も、この記憶を消してゼロになることが大切と力説し、そのやり方を伝えていますが、どうやらこの「ムーラン」、寝ている間に人々の潜在意識に埋め込まれた深い記憶を消してくれる作用があるようです。ですから「前世の夢を見た」とか「不思議な夢を連続で見た」などの体験が続出しています。

実は「ムーラン」とは、この「地球人類の目覚め」に大きくかかわっている星の名前です。名前にはある意図が込められています。ぜひお試しください。

(合掌)