2008年12月号
アセンションは
私たちに与えられた宿命。
共に地上天国を目指しましょう。

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

ワンネスへの動きも活発に。大変化目前の福音か?

ワンネスディクシャインストラクターとなってから丸4年が経過しました。その間に数知れぬ人々をディクシャさせていただきました。「人生が楽しくなった」「まっ、いいか、と思えることが多くなった」「家族全体が明るくなり、笑顔が多くなった」など、たくさんの喜びの声に囲まれて、とても幸せな日々が続いています。気がつくと、独り言のように「幸せだなぁ」とつぶやいている自分がいるのにびっくりさせられます。

だからといって何か以前と変わったことがあるわけではありません。外側の世界は人々のモラルの低下は甚だしく、教育者の間にもそれが蔓延しています。さらに経済面では不況の嵐が吹き荒れ、株価は乱高下を繰り返しています。いよいよ資本主義経済の終焉さえ感じさせています。

それにもかかわらず、私の至福感は増すばかりです。どうやら外側の意識や状況にかかわらず、理由のない至福感に包まれているようです。これがディクシャ効果なのかと驚くばかりです。

私自身だけでなく、周囲にも伝染していっています。笑顔の絶えない人々がどんどん増えています。嬉しいことですね。

実はワンネスユニバーシティの卒業生が増えたためなのか、ワンネスディクシャのエネルギーが上がったためなのか分かりませんが、幸福感をますます感じながら生活している人が、その数を増していますし、ワンネスへの動きも活発です。

先ごろ行われたアメリカ大統領選ではオバマ氏がマケイン氏を破って、アメリカ初の黒人大統領が誕生したことも、その方向性への導きのような気がします。

世界を取り巻く状況は、戦争や饑餓、エイズの蔓延、サイクロンや地震、さらに鳥インフルエンザの大流行目前など、解決策のない問題が山積しています。しかし、これらの事柄も、大変化目前の福音ともいえるのです。

アセンションと呼ばれる宇宙の一大イベント目前に

今、地球は1万2920年に一度という一大イベントの時を迎えようとしています。何度かお伝えしていますから、今回はまた違った角度からお話ししましょう。

2012年12月21日、冬至の日、私たちは夜明けと共に、次のことを目撃します。西の空に金星が沈み、東の空にプレアデス星が上ってきます。この時が1万2920年のイベントの始まりを意味します。まず、この瞬間、太陽系のすべての惑星が一直線上に並ぶという現象が起きます。天の河銀河の中心に向けて直列するのです。

銀河の中心には巨大なブラックホールがあります。そこへ宇宙の星のすべてが引き寄せられています。同時にそこから宇宙全体に生命エネルギーともいうべき、星が星として存在するのに必要なエネルギーが流れ出ています。地球上のあらゆる生命が、このエネルギーによって存続しています。

惑星直列が起きると、その前後3日間は、地球にそのエネルギーが届かなくなると言われています。そうなればただごとでは済まされません。私たちの存続にさえ影響が出るだろうということです。

それから、その同じ日、地球の中心軸は水瓶座の境界線上に位置することになります。このときから銀河の中心より遠ざかっていた状態から反転して、中心に向かって傾き始めます。この運動のことを地球の歳差運動といっています。この現象も1万2920年を周期として繰り返されているのです。

ヒンドゥ教では、これをブラフマーの分離、パラブラフマの統合と称し、2012年12月21日を機に統合へとエネルギーを強めていくと言っています。このとき、私たち人類にも大いなる変容が始まっていきます。これを多くの人々がアセンションと呼んでいます。

アセンションには、日本的「和」の感覚が必要

水瓶座は同時に女性性の開花の時代でもあります。

魚座の時代、男性性が猛威をふるい、人類は戦争を繰り返してきました。競争と破壊が吹き荒れたニセモノの力(権力)が支配した時代から、分かち合い、助け合いの女性的エネルギーによって愛による統合が本格的に進む時代になっていきます。

私たちの住む日本は女性国家です。元来、「和」を重んじ、「神ながらの道」を大切にしてきました。つまり、日本的「和」の文化が、いよいよ世界を平和と分かち愛へと導くときがやって来たと言えるでしょう。

しかし、これらのことがスムーズに推移するためには、やはりワンネスディクシャが必要なのです。ディクシャによって心のブロックをはずし、とらわれ、こだわりから解放する必要があります。自分のマインドをよく観察して、自分のデザインをよく知り、そこにとどまり、それを愛する作業が必要です。自分が愛おしくて仕方なくなったとき、あなたの周囲のすべての人が愛おしくなるのです。

実は2012年を迎えるに当たって、そのことが私たちに与えられた宿題です。もちろん自由意志ですが、このチャンスを逃せば、次のチャンスまで1万2920年ぐらいはかかるということなのです。その分岐点が2012年12月21日だと思ったらいいかもしれません。できるだけ多くの皆さんと一緒に地上天国へ行きたいと思っています。

よかったらディクシャ会場でお会いしましょう。

(合掌)