2021年9月号
終戦の日を迎えて思うこと
NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)
終戦の日を迎えて思うこと
毎年、8月15日を迎えるたびに考えてしまいます。個人個人の戦いがあり、集団、国家までそれは拡大していきます。有史以前から今日まで、ずっと続いているものの筆頭が戦いの歴史です。
私の記憶に残る大きな戦争といえば、1945年8月15日に終結した太平洋戦争になります。
米国との間で15年間戦った日本側の犠牲者の数は310万人(昭和63年厚生省調べ)。米国は29万人。全世界では、5565万人。大変な数になりました。太平洋戦争の日本以外の犠牲者数は1827万人~2872万人に上るそうです。
一人が亡くなっても悲しく、苦しいのに、この数をどう捉えたらいいのでしょう?
私は、戦争が終わって3年たってから生まれました。その頃の東京は、首都というより、あちこちに焼け残った建物の瓦礫と、原っぱが目立つ街でした。子どもたちにとっては、それが冒険とスリルに満ちた格好の遊び場だったという思い出があります。子どもたちがすごいのは、良い悪いのジャッジをしないで、そのまま受け入れることです。だからこそ大人たちが何を伝えるかで、人類の未来も変わっていくはずです。願いや希望は常に次世代に引き継がれていきます。それなのに、どうして争いごとがなくならないのでしょう。
混沌した世界でも残るもの
今、世界はコロナウイルスに襲われ、それを撲滅するための戦いに明け暮れています。
今では、ワクチンを接種しない人を、非科学的なオカルトを信じる人と同じとまで言い切るようになりました。さらには、あらゆるウイルスの特効薬イベルメクチンは副作用の強い危険な薬品とまで言い出しました。
これに対して、開発者の大村教授は、ちゃんと指示通り飲めば、「全く心配はない! インドをはじめ、世界で実績を挙げているのになぜ科学的根拠がない主張をするのか」と首を傾げています。
もし、誰かが世界を変えようと意図していたとしたら、人類史上最大の殺戮が始まっているのかもしれません。アフリカのコンゴ民主共和国では戦争が続いて、すでに500万人以上の死者が出ているのに、国連もマスコミも一切無視して、報道も対策も取りません。コロナワクチンに反対した世界中の大統領、首相が次々に亡くなっています。偶然かもしれませんが。
そんな時、地球規模の災害が、人類を襲っています。カナダでは連日猛暑が続き、気温も50度近くまで上昇しています。ドイツ、スイスでは記録的な豪雨による洪水が相次いでいますし、イギリスやトルコでも同様の災害が起きています。また、ギリシャでは全土で山火事が発生、国民は船で避難しているようです。中国では三峡ダムの決壊が始まったようです。
さらにアラスカで、M8.2の地震が起きています。日本の周辺でも海底火山の爆発があったり、活発な活動が続いています。
この原稿は、8月13日に書いていますが、前線が日本列島の上で居座り、一週間以上の長雨をもたらし、各地に大きな被害を引き起こしています。
この世界の今後はどうなっていくんでしょう? 不安でいっぱいになりますね。
でも、恐るるに足りません。私たち日本人は大和、大きな愛を生まれながらに持つ、世界でも稀な人々だからです。こんな時を選んで生まれてきたことを、思い出してください。
なんでもこれから外資系企業が一万社日本に入ってきて、地方にも支社をつくり、地元企業と共同で事業を展開するのに政府が予算をつけるそうです。いわゆる植民地化ですね。
大丈夫! それでもあなたの魂までは奪えませんから。私たちは、より結束を固くして、分かち合い、助け合い、愛あふれる生き方をしていきましょう。未来の子どもたちに恐怖ではなく、愛、喜びいっぱいの生き方を伝えていきましょう。
命はいずれ、ろうそくの炎のように消えていきます。その日まであなたを大切にして、どこまでも親友のように付き合っていきますから。
(合掌)