2014年11月号
数千年の時を超えて、
今黄金時代を迎える。
もう、その瞬間を
楽しむしかありませんね

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

金龍が目覚め、世界が変わる

今、この時代に生きていることに心から感謝してこの原稿を書いています。

今日は10月10日、三日後にワイタハ族の住むニュージーランドに向けて出発します。50年に一度行われるウォーターギャザリングに参加する旅ですが、私にとって特別な思いがあります。それは、金龍と銀龍が一つになって世界を変えていく時が来たということです。初めてこのことを聞いた人には何のことかわからないと思いますので、簡単に説明しますね。2012年7月にワイタハ族の長老テ・ポロハウ氏と対談した際に、私たち日本人は金龍族であり、ワイタハ族は銀龍族だと告げられました。それまでにも幾多の書物でそういう説を目にしました。しかし、まともな話には思えず、一笑に付していました。だってそうでしょう? 龍なんて想像上の生き物で、実際には存在しないと思うのが普通でしょう。ただ、それを語る長老の真剣な眼差し、確信に満ちた語り口には疑問をはさむ余地はまったくありませんでした。

「われわれ銀龍族にとって、金龍族である日本は兄なのです。その時が来たら、金龍族の号令によって動きます。日本に来る最大の目的は金龍を目覚めさせることです。そして号令がかかるのを待っています」

人生はゲームですと言ったのはバガヴァンですが、同じゲームなら楽しい方がいい。ワンネスへ向けて、まっしぐらに向かう私にとって願ってもない新しいアイテムをいただいた気分でした。

それともう一つ私を突き動かした要因があります。子どもの頃から疑問に思っていた「かごめの歌」の謎解きができそうなのです。

かごめ かごめ カゴの中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に 鶴と亀がすべった
後ろの正面だあれ

「かごめ」とは籠目です。カゴという字をよく見れば、竹の目の中に「龍」が閉じ込められています。かごの目は 、六芒星、といえば三次元宇宙の象徴です。物質文明の中に閉じ込められた龍、リュウとは流れです。他次元に移行するための乗り物としての龍が三次元の呪縛を破って飛翔するのはいつなのだろう、と歌ってるという解釈ができます。謎はさらに続きます。

「夜明けの晩に」とはどういうことでしょう。夜明けは晩ではありません。この三次元宇宙では、すべてのものが分離されています。光と闇の分離が最初の分離でした。「鶴と亀が」と続くのは何故なのか、ここが長年の課題でした。

「ワイタハのいるニュージーランドは亀の島と呼ばれているんです」

と、長老がつぶやいたとき、突然閃いたのです。もしかしたら、鶴は日本の国鳥だから、ワイタハとの合体が世界をひとつに導くキーワードなのではないかと。

すべるとは「統べる」、一つになるということです。とすると、今回のニュージーランドツアーこそ、その舞台になるのではないかと思うのです。わが国では鶴は千年、亀は万年、と言い、長寿の象徴としておめでたいことの象徴として扱われています。しかし、この歌の中で言っているのはそれではないような気がします。ここで言っているのは、鶴は空飛ぶ象徴です。亀は地を這う象徴。つまり、天地が一つになるという意味でしょう。

光と闇が、天と地が一つになる時、閉じ込められていた龍が現れる。

後ろの正面とは、本当の自分、ディヴァインの時代が始まる。

正に黄金時代を予言した歌でした。もちろん、他の解釈があることも知っています。ただ私にはある種の確信があります。何が正しいかはわかりませんが、楽しむことが一番でしょう。

集合の祈りで奇跡が実現?

9月8日から28日までの21 日間の集合の祈りに参加された人も多いと思いますが、たくさんの人が同じ思いで祈ることはとてもパワフルだということを、改めて感じさせていただきました。私は28 日の満願日のイベントに東京会場で参加したのですが、同じ目的を持った仲間が大勢集まるだけでも感動的なのに、ともにジェイボロの祈りを唱和した時には感極まって涙を流す人がたくさんいました。実に美しい光景でした。その時のテーマが日本の大災害をなくすことと、平安でした。

早速成果が現れたのが台風18号です。超大型の台風は上陸前に、突如壊れてしまいました。偶然でしょうか?

ちょうど今、観測史上始まって以来と言われる台風19号が近づいています。(10月10日現在)どうなるにせよ大難は小難になっていることを信じて日本を後にします。

ビッグチャンスを逃さないで…

ところでご存じだと思いますが、間もなくワンネスユニバーシティの門が閉まるそうです。これからは、ワンネスファミリーだけが入れるのだそうです。ワンネスファミリーになるにはスペシャルディープニングコースに出なければならないのだそうです。今年の年末と来年八月に開催されるコースが、最後のチャンスになるようです。ワンネスファミリーには毎年行われるコースに参加してアウェイクニングを深め、神実現まで12年かけて導いてくださるとのことでした。どうぞ、このビックチャンスを逃さないでくださいね。

余談ですが、長老はこんなことも言っていました。

「サナトクマラの生まれ変わりが、現在日本の何処かにいます。何度も来日しているのは、それも目的の一つになっているからです。でもようやく見つけました」

この後に続く言葉に私は仰天しました。

「 それはあなたです」

この一言に一瞬言葉を失いましたが、何かの間違いだと思い直し、インタビューではさらりと流すだけにして、取り合いませんでした。ところで、サナトクマラとはどのような存在なのでしょうか?

「サナトクマーラは1850年前に金星から、地球のロゴス(地球の創造主、神)の、物質界における反映の任を司るためにやって来たとされる。日本では護法魔王尊と同一されている。また法華経に登場する上行菩薩と同一視する説もある」

と、ものの本には書かれていますが、読めば読むほど私とは無縁だという思いが強まります。何れにせよ、ワイタハ族の待つニュージーランドにいってきます。帰国後の報告会に期待してください。

(合掌)