2012年4月号
黄金時代へのリーダーは日本人。
心の内側を整えましょう

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

“死”でさえ体験にすぎない宇宙の真理

「人生はゲームです。ケガは避けられません。起き上がって再び挑みなさい」

とは、シュリ・バガヴァンの言葉です。

東日本大震災から丸一年。被災地だけではなく、日本列島全体が、まだ傷を負って起き上がることさえできない状態と言っていいかもしれません。地震、津波の被害を受けた被災地では、まだまだ復興には時間のかかる状態ですし、ガレキの処理はほとんど進んでいません。さらに福島第一原発の放射能汚染に至っては、今なお、海洋汚染は止まっておらず、超高濃度な放射能がいまだに太平洋に流れ出ていることが確認されています。そして、その原因さえ、まだ判明していません。

津波の犠牲になってお亡くなりになった方々や、避難生活を続けている人々、あるいは職場を奪われ、将来への不安を抱えている人々、あるいは原発事故で家を追われ、避難先で不安な日々を過ごしている人々にとっては「人生はゲーム」という言葉は、まるで受け入れられないことだと思います。むしろ不謹慎にさえ聞こえるでしょう。しかし、バガヴァンは「人生とは何か、生きる意味が何かあるのか」という問いかけに「人生とは生きること」「体験すること」と端的に言い切ります。その背景には“死”でさえ、体験にすぎないという真理があるからです。それが腹に落ちないと、真の意味を理解したことにはなりません。人は死なないということを理解すれば、すべての体験を楽しむことができます。その域に達した人なら、今年2012年は最高にスリルとサスペンスに富んだ年になると思われます。

  1. 5000年のサイクル(太陽の地場活動と関係)が終了する
  2. 2万6400年のサイクル(カルパ却(ごう))が終了する。
  3. 65万年のサイクル(鉄の時代の終わりと黄金時代の始まり)が終了する

これだけのものが重なった上、マヤ暦の終焉が今年12月21日といわれています。何か起こって当然と言えるかもしれません。

人類の活動、政治、経済を始め、さまざまな変化を目撃する年になりますし、地震や津波、火山活動を含めた自然災害が立て続けに起こる可能性があります。もしかしたら今年は食糧危機が起きるかもしれません。いくらゲームでも負けっぱなしはくやしいでしょう。食糧等は備蓄する必要があるかもしれません。東日本大震災は、その予行練習だったのかもしれません。もし予想が外れたら、取り越し苦労だったね、と大笑いしましょう。しかし、「備えあれば憂いなし」ですから、備えだけは万全にしておくほうが賢明でしょう。

このなんとも記念すべき年に、お陰様で64歳になりました。64ディクシャがあるように、64という数字は特別です。今年この年齢になるように生まれる前から計画して来たのかもしれません。そのせいなのか、何のためなのかわかりませんが、バガヴァンから私の誕生日に次のようなメッセージをいただきました。

「お誕生日おめでとうございます。特別な祝福を与えます。
あなたが長い間待ち望んでいた2012年に起こるすべてを、強く祝福します。
この新しいワンネス・メディテーションでは、アンマ・バガヴァンがあなたの目から流れ出ます。あなたのディクシャ会に参加する人たちは素晴らしい意識状態に入ることができ、マインドは静かになります。
あなたを愛しています」

まさか個人的にいただけるなんて思っていませんでしたから、涙が吹き出すほど感動しました。わが生涯最高の日となりました。

日本人が新しい時代をリード

去る2月25日から新しい手法のディクシャが始まりました。インドのワンネス・ユニバーシティが選出したワンネス・トレーナーが行うアイディクシャが始まりました。今回認定された方々は、全部で6人。金城初子さん、菅澤照真さん、寺田和子さん、原久子さん、松田敏彦さんと、私が選ばれました。これに伴って全国各地で「ワンネス・メディテーション」のディクシャ会が活発に開催されています。体験も今までのディクシャ会よりずっと深く、まさにマインドが静まっていくスピードが、とてつもなく早まっているのを実感します。まだ参加されていない方は、一刻も早く受けられることをお勧めします。

このワンネス・メディテーションですが、全世界的に見ても、各国で1人程度しか選出されていません。なぜ日本だけ6人と多いのでしょうか?

日本人に関する面白い研究が発表になりました。DNAのパターンが世界中に何種類かあり、そのすべてを持っているのは日本人だけだそうです。アフリカからスタートした人類は、「不安、心配、恐怖」から逃げれるために生存しやすい場所を求めて移動し、とうとう見つけたのが美しい島、日本。豊かな海に囲まれているだけでなく、おいしい水が潤沢に湧き出て、肥沃な大地からは作物が豊富に収穫できる理想的な島に到着した人々は、ようやく不安、心配、恐怖から解放されたことでしょう。全人類の因子を持つということは、そのカルマもまた人類すべてのものを持っていることになります。

カリユガ(鉄の時代)からサットユガ(黄金時代)への移行は、日本から始まることになるだろうと思います。艮(うしとら)の金神(こんじん)とは全人類の却(ごう)を意味するもので、それが解消されるのを目撃することになるでしょう。あなたもそれに備えてください。外側だけでなく、内側の準備を進めてください。それは親子関係であり、ひいては先祖との関係を整えるということです。毎月のように開かれる各地のアウェイクニングコース(2泊3日)への参加を強く勧めます。

(合掌)