2010年5月号
ユニコーンに出会える日を夢見て
一緒にいい世界を
実現していきましょう

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

ディクシャギヴァーの役割

ディクシャギヴァー養成コースが人気になっています。一月に那須で第一回を開催して以来、各地で開催が続いています。私のセミナーではすでに500名ほどの人が日本でギヴァーになりました。今後も各地で開催していきますので、今年中には千人を超えそうな勢いです。インドのワンネスユニバーシティもかなりパワフルなエネルギーを全世界に向けて発信しています。ですから、私のセミナーでも動けなくなったり、至福に満ちる人が続出。その後の人生でも劇的な変化のあった人が続出しています。

いくつかの例をお話しますね。

「私は心の奥に『私なんかこの世にいらない存在なんだ』という気持ちがずっとへばりついていて、わけのわからない不安感にずっとつつまれているような感じでした。それがまったく消えてしまいました」

この人は休日明けに会社に出社したところ、店長に昇格していました。

同様にワーク終了後、会社に出社したら、支店長に昇格した人、支社から本社に転勤を命じられ、課長から部長代理に昇格した人などがいらっしゃいました。

あるいは低迷していた家業が、急に大忙しになって、嬉しい悲鳴を上げている方もいます。

ディクシャギヴァーになるということはどういうことでしょう。この説明をする前に「ディクシャとは何か」という質問に答えなければいけません。「ディクシャとはエネルギーによる脳の手術です」と説明してくださったのは、この手法の開発者、カルキ・バガヴァンです。氏によれば、ディクシャエネルギーによって分離意識を過度にしている頭頂葉から後頭部の働きを弱め、前頭前野の左側を活性させて、右側の脳の働きを抑えるということです。そのエネルギーの媒体となる人がディクシャギヴァーなのです。

ということは、ディクシャを与えれば与えるだけ、自分にもエネルギーが流れるのですから、覚醒への早道といえるかもしれません。

一歩はあなたから始まる

私自身がギヴァーとして活動し始めたのが2004年10月21日ですから、今では6年くらいの年月がたちました。その間にどんどん生きるのが楽になってきました。性格が変わる、といったことはありませんが、人間関係が、実に楽になったのです。具体的に言えば、私は結構短気で、よく腹を立てていました。そのことは今でも変わりませんが、一日中怒っていたのが、今では一秒間の怒りで終わることが多くなりましたし、怒りの感情そのものを楽しめるようになっています。ですから、いつも人生が楽しくて仕方ありません。もちろん他の感情も同じで、悲しみや嫉妬はやってきますが、その感情にとらわれてしまうことがなくなったのです。しかも最近では、相手の気持ちが自分と同一化されて、怒っている最中に他人とは思えない愛しさが湧いてきます。

さらにさまざまな考え方についても同じで、それぞれの人がそれぞれの生き方、考え方を持っていることが、そのままでいいんだと思えるようになりました。頭の中に自動的にやってくる解説や考えが、どんどん小さくなって、内側が静かになってきました。そして考えではなく、ひらめきや直感がやってきて、その通りにすると、すべてがうまくいくのを体験しています。まだディクシャギヴァーになられていない方は一刻も早くセミナーに出られることをお勧めします。あなたが幸せになることが、世界平和へ大きく貢献することになります。大きなことは、足元の一歩から始まるんですから。

ユニコーンに会いに…

先月号でご紹介したユニコーンの写真集を目の当たりにしました。実はこの存在を教えてくださった菊池静流さんが、インターネット検索で発見、アメリカから取り寄せてくださいました。

私の目では本物としか思えません。

美しく気品の漂う姿に、一目惚れしてしまいました。こんなに優しい目をした美の極致のような生き物が存在したなんて、まさに感動です。中でも、鳥が花を運んで、たてがみを飾っている姿は圧巻です。鳥にさえ高度の知性を感じます。平和の漂うその姿を、ぜひ皆さんにお見せしたい、と思っています。

しかし見た人の反応はさまざまでビックリしました。「どうやって角をくっつけたんだろうな」とか「トリック写真に決まってる」なんて決めつけられるに至っては、ちょっと淋しい限りです。でも大半の人は感動してくださいました。もちろん子どもたちは大はしゃぎ。小さな眼をまん丸にして見入っていました。

私が住むこの宇宙には、まだまだ私たちの知らないことがいっぱいあるんですね。ユニコーンが普通に現れて、すべての人が自由に生きられる、分かち合い、助け合える世界にしていくことが私たちに与えられた使命であると思うのですが、いかがですか? 一緒にいい夢を実現していきましょう。そして本物のユニコーンに出会える日を夢見ながら…。

(合掌)