2015年10月号
ゴールデンエイジをもたらす
存在が私の内側に。
バガヴァンに心から感謝

NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)

内側の自分に正直に行動する

インドのワンネスユニバーシティに行って来ました。今回のコースは、「シュリ・アンマ・バガヴァンとの旅、シッダー・ヨギ21年コース」と題するだけあって、体験型の非常にパワフルなコースとなっていました。21日間も受講したのは11年ぶりなので、後半はかなりバテ気味でしたが、それだけに収穫もたくさんありました。

ワンネスメディテーターの原久子さんも一緒に参加しました

それに350人もの大人数で一緒に参加するのも初めてなので、それだけでもかなり刺激的でした。

コース初日の朝の恒例行事である席取り合戦は、スリリングで忘れられない思い出になりました。もっとも私の席はワンネスユニバーシティ側の配慮で、いつも一番いいところを取っていただきましたが、一緒に行った日本人のための席取り合戦に参戦したのです。

今から考えると、ワンネスなんだから、誰が座ってもいいと考えるのが良かったかもしれません。ところが私のマインドは、競争に勝ちたい一心でした。大人気なくてごめんなさい。

ところが、こんなことがありました。最終日の前日、待ちに待ったシュリ・バガヴァンのダルシャンがあったのです。その日、会場は朝から異様な興奮状態に包まれていました。

しかもナラシマ・クマールジがダルシャンは中止とか、いろいろ言って時間をかけて焦らすので、興奮は最高潮に達しました。その時、隣のダルシャン会場のドアが開いたからたまらない。350人が一斉にそのドアめがけて殺到したのです。ところが、そのドアは片側しか開かず、1人ずつしか入れないので、しばらく押すな押すなの大騒ぎでした。その後、感想のシェアの時間に1人のロシア人が手を挙げ、こんな感想を述べたのです。

シュリ・アンマの御聖誕祭に登場した、触ると全てのカルマを落としてくれる神輿

「私はがっかりしました。ワンネスなのに、あんなに混乱して会場に我先に入るのは、あまりにも低レベルです。わたしは会場にいる気になれず外のベランダにいました」

会場中が静まり返った時、クマールジが「それはおかしなことでもなんでもありません。私たちだってシュリ・バガヴァンの側に行きたいから走りますよ。それは自然なことです。私は笑って見ていました。そう捉えるのはあなたの内側の問題です」

内側の自分に正直に行動するのは悪いことではないんだ。まさにそのままでオッケーなんだ。何だかうれしくなりました。

願い事が2つとも叶う

翌日は最終日です。前日に、2時間近いダルシャンがありましたから、今回は個人ダルシャンはないかもしれないと思っていました。

ところがすべてが終わった直後、キランジから「中西さんのための個人ダルシャンがありますよ」と告げられたのです。バンザーイと思わず叫びたくなったのをこらえるのに必死でした。

会場は前日と同じでしたが、シュリ・バガヴァンの座っている高さが違っていました。前日は、かなり高い位置に座っていらっしゃいましたが、今回は、私と同じ高さになる位置に座られていました。

今まで何度となく個人ダルシャンに臨んだ時には山のような質問を用意していたのですが、今回は日本を出る前から用意していたお願いは二つだけでした。ひとつは、「ヒーリングの力をもっとレベルアップしてほしい」ということです。

もうひとつは「大富豪にしてほしい」というズウズウしいものです。

ところが二つともコース中に解決してしまったのです。

森のキャンパスのお祭り後

ヒーリングの方はワンネスユニバーシティに来てから毎日のようにレベルアップしていくのがわかりました。

問題は二つめですが、シュリ・アンマ・バガヴァンはパラマートマーです。どんな動物にも、鳥類にも、魚類にも、その種族の集合意識があり、そしてそれを束ねる神のことをパラマートマーと言います。

私はそれが誰なのかはっきりわかったのです。しかも、その存在はゴールデンエイジをもたらす現象を起こします。その存在が私の内側にしっかり入っているのです。それ以上何を求める必要があるでしょうか。

私はすでに大富豪だと気づいたのです。ですからシュリ・バガヴァンに心からの感謝をお伝えしました。

テンプルの休憩室にて

シュリ・バカヴァンから質問を受け感動!

今回、もうひとつうれしかった出来事は、シュリ・バガヴァンから質問されたことです。初めてでした。恐れ多いことですが、まるで本当に心を開いて話す大親友のように感じ、感動しました。

個人ダルシャンが終わって時計を見ると、1時間も経過していました。通訳の長谷川千恵子さんの話では、最近は1人10分が限度だそうで、異例中の異例だそうです。ありがたい限りです。

成田空港に一緒に帰国した皆さんと

たくさん話したいことはあるのですが、またの機会を楽しみにしていてください。実はこの原稿、上海で書いています。中国での奇跡の話もいっぱいあるのですが、紙面の都合上またの機会とさせていただきます。またどこかの会場でお会いしましょう!

(合掌)