2013年8月号
ヒーリング活動20周年記念
イベント会場は
集団アウェイクニングが起き、
歴史的瞬間に…
NPO法人JOYヒーリングの会理事長・ヒーラー
中西研二(ケビン)
ダンカン博士の講演をはじめ、たくさんのご参加ありがとう
7月6日に東京・品川で行われた私の「ヒーリング活動20周年記念イベント」<愛、調和、祈り、そしてワンネスへ>は、会場の定員数を大幅に超える1200人以上が集まり、大成功の内に幕を閉じました。
来場してくださった皆さまには、席がなくて立ち見だった方もたくさんいらっしゃいました。本当にごめんなさい。同じように入場料を払ったのに、席がないというので気分を害された方もおいでだと思います。誌面上で失礼ですが、改めてお詫び申し上げます。どうぞお許しください。
また、このイベントは、一人や二人の力では到底成功しませんでした。100人を超すボランティアスタッフのお陰で、素晴らしいイベントになりました。中には、当日食事も摂れず、会場内に入ることもできないスタッフもいました。にもかかわらず、最後まで残ってくださって大量のゴミを処理するまで、大勢でやってくださいました。本当にごめんなさい。そしてありがとうございました。
さて、イベントの内容についても「大変素晴らしかった」と言われる方がほとんどで、参加者に大きな感動を与えたようです。
午前中に講演してくださったリンジー・ダンカン博士は、米国の著名な自然療法医で、週3回はテレビに出演し、全世界を駆け回っている有名人です。米国で講演会を開けば、5000人は押しかけるという影響力の持ち主です。
リンジー博士はご自身の虚弱体質を自然療法医のバーナード・ジェンセン博士によって治していただいたことがきっかけとなって、同じ自然療法医としての道を歩みました。そして20年間に8000例の患者さんの病気治療に取り組み、そのほとんどを治癒させました。その豊富な症例をもとに話してくださいました。
話の中身も納得のできる内容でしたが、リンジー博士自身がすごい。来日してから二日間一睡もせず、当日朝5時には8キロのマラソンをして会場入りしたそうです。30年前の虚弱体質児はまったく変貌していました。190センチの長身でハリウッドスターよりハンサムな彼は、女性たちの目をハートにしてしまいました。
ヒーリング活動10周年のイベントでは来場者にカルキ・バガヴァンの存在を伝えましたが、今回は自然療法の素晴らしさを伝えたかったのです。現代医療は細分化しすぎて本来の生命を守る医療から逸脱してしまったように思います。障害のある臓器は手術で取り除き、化学薬品によって症状を抑える。しかし、それによる副作用で苦しんでいる人は数知れません。多くの人は、分かっていても病気を治したい一心で医師に従います。
ヒーリングは、癒しです。病気治しではありません。でも不調を訴えて来られるときに、安全でエビデンス(証拠)があり、効果の高い療法の提案はできないものかと思ってきました。ですから、いろいろなサプリメントを紹介したり、製造したりしてきました。しかし、決定的なものがありませんでした。リンジー博士の処方したサプリメントには豊富なエビデンスがあります。そこがすごいところなのです。折しも日本は、これまで禁止していたサプリメントの効果効能の表示を許可する方向へ移行しつつあります。だからこそ、化学療法や手術を回避して、自然療法を選択できる土壌ができたということなのです。それを皆さまにお伝えしたくて、リンジー博士に何度も連絡をして、来てもらいました。巷には、中西は商売のためにイベントを利用していると噂し、インドまで伝えにいった人がいたそうです。インド側はまったく取り合わず、「中西さんのイベントだから自由にやればいい」と言ってくださいました。参加された皆さまには、その点、十分にご理解いただけたと思っています。
圧巻だったバガヴァンのスカイプダルシャン
午後に行われたシュリ・バガヴァンのスカイプダルシャンは圧巻でした。こちらからの質問に一つ一つ丁寧にお話しくださって、共に瞑想となりましたが、会場にはさまざまな体験をした人がいたようです。そして6名によるワンネスメディテーション。メディテーターともども、会場中に笑いがあふれました。
キランジがいった歴史的瞬間になっていたのでしょうか?
「あれからすごく変わったんです。何も状況は変わっていないのに、何だか幸せなんです。いままでなら感情的になることも、まっ、いっかな、で済んじゃうんです」(60代主婦)
「なんだか溜まっている感情が吹き荒れています。アウェイクニングどころか、逆戻りした感じです」(30代OL)
「あの日の翌日、頭にきて娘を勘当しました(笑)」(50代主婦)
「あれから家に帰ったら、就職の採用通知がきていました」(40代女性)
「あの日からずっと幸せ感が広がっています」(50代男性)
体験はさまざまですが、どうやら集団アウェイクニングが起きたようです。
常にディヴァインと共に
これまでも何度か大きなイベントを行ってきましたが、今回ほど大きな至福感に包まれたことはありません。すべての場所で笑いが絶えませんでした。これは奇跡です。人が大勢集まって何かをすればトラブルはつきものですが、それがありませんでした。それこそアウェイクニング現象といえるでしょう。20年前でも10年前でもできなかったことを成し遂げた、という思いでいっぱいです。いまや、ディヴァインのいない生き方など考えられません。常に共に在る者として、ディバインと歩みたいと思います。
(合掌)