もう地獄界はなくなる

先祖解放の会が終わることで、皆さんから終了を惜しむ声をよく聞きます。ありがたいことです。

簡単に言うと、先祖解放が、もうできないからなんです。

私たちのDNAに影響するご先祖様たちのマインドを解放するというのが先祖解放ですが、そのご先祖様たちのマインドが存在する地獄界が、閉鎖されちゃうのです。閉鎖されて、みんな天国に行けるのならいいのですが、「もうご破算です」と消えてしまうのです。ですから、そこから解放する存在がいなくなっちゃうということなんですね。そうなるのが12月22日の大分岐点からです。だから、それまでに少しでも多くのご先祖様たちのマインドを解放しようと2020年はいつもより多く先祖解放の会をしています。オンラインでもする予定なので、ぜひ参加してください。

それでは、その後、私たちはどこへ向かうのかというと、もうちょっと次元が上がるんです。地獄界もなくなって、より天国に近いところに行くのです。だから、私たちがそこでできることはたった一つ。私たちはそのことだけをしにやってきたのです。

鬼に見えている間は恐怖でしかない

皆さんは、生まれてきてこの世界に存在しますね。実は、自分の意志で生まれてきたのではないんですよ。生まれたいと思っていてもダメなのです。大いなる存在によって、生んでいただいたのです。この世にいるというのは、全員、大いなる存在の意志のもと存在しているのです。つまり、生かされているのです。

この世にいるというのは、とてつもない喜びなのです。まるで、遊園地の人気のアトラクションに乗りたくて行列を作るように、みんなが待っているのです。そこで体験することをワクワクしながら。そして、ついに「はい、どうぞ」と言って乗り込みます。そうやって、お母さんのお腹から出てきたのです。それはとてつもない喜びですよ。生かされていると一番最初に体験する瞬間です。

ところが、いつの間にか、自分の中に感情や考えが湧き上がるようになり、悲しんだり、苦しんだりするようになります。それがマインドです。そのマインドとずっと闘い続けるようになるのです。

『鬼滅の刃』というマンガが空前絶後の人気ですね。読んだことはありますか?  あれは鬼を退治する話なのですが、実は鬼の形にされた元は人間なのです。大事な人を殺された恨みで鬼を退治すると、その姿は自分を愛してくれた母親だったり、恩のある人などということがわかるのです。そういうことが描かれている物語なんですが、あれはまさにマインドとの闘いを表した話です。鬼に見えている間は恐怖でしかない。私たちも現実世界で同じことをしているんです。

両親や家族の影響をあらゆることで受けながら、マインドが形成されていきます。本当にあらゆることです。両親を恨む気持ちを持つ人もいます。それが、だんだん歳をとっていくと「ああ、そうか」と、両親も同じように苦しんでいたことがわかるようになり、そのことに気づくと、「大変な思いを抱えて自分を育ててくれたんだ」と、恨みが感謝に変わるようになるでしょう。

より透明な感謝へ

それが今までしてきた先祖解放の会につながるプロセスなのですが、今後はその先祖がいなくなる。自分につながるすべてのご先祖様たちは、すでに天国という高次元にいる存在になっているのです。

じゃあ、もう解放する必要がないのかと言えば、解放は必要ないけれど、今後はもっと大きな感謝をするべきなんですよ。今までよりも高次元の存在になっているご先祖様に感謝をすることで、もっともっと透明な感謝が自分の内側にやってくるようになります。そこには鬼はいません。鬼を作り出したマインドがないのです。その感謝に理由付けは必要ありません。ただただ美しい心で、心の底から沸き起こる感謝があるのみです。

先祖への感謝の会というのは、そういう心の状態にするワークで、これにより今までよりもパワフルなご先祖様たちからの応援を得られるようになります。そして、これは覚醒への早道です。

私たちがこの世界へ生まれるのをワクワクしながら長いこと並んで待っていたのは、そのことを体験するためなのですから。

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